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・『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』本谷有希子 著(講談社文庫)
なるほど、面白い。
あけすけな感じ、とでも言ったら良いんでしょうか、自意識から生まれるエネルギーがそのまま文章になってるようで、読んでいて非常にテンションがあがるあがる。
序盤の少々まどろっこしい情景描写はさておいて、中盤以降の心理描写のドライブのかかり方と言ったらもう、休まず二時間一気に読み込んでしまいました。
芝居もやって小説書いて、なんて、理想的な才能じゃないですか!
・しかし、自分にはこういう「悪意」を主軸に作劇するの、やっぱり無理なんだろうなあ、と、ね。
劇団、本谷有希子
http://www.motoyayukiko.com/
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